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日々の幼稚園
ペットボトルがはさまった!
子どもたちがそれぞれに遊びを見つけて楽しんでいる時間に、慌てて保育者のもとへ駆け寄ってきた子どもがいました。
「せんせい!たいへん!〇〇ちゃんのペットボトルがはさまって取れなくなってる!」
行くと確かに、ブランコの上の板と板の間にペットボトルがすっぽりと挟まっていました。
「どうしよう!」「取らなくっちゃ!」
目を輝かせて、あれこれ考え始めた子どもたち。
ですから、大人はしばらく見守ってみることにしてみました。
まずは木のスプーンで押してみるけれど…「だめだぁ」
「じゃあ手でやってみよう!みんなで一緒に押そうよ!せーの!」
「あ!横になった!」「でももう押しても動かないよ」
「じゃあひっぱってみる?」
ペットボトルを押したり引いたり、試してみる表情は真剣そのもの!
周りの友だちも息を凝らして様子を見守ります。
いつの間にか様子を見て集まってきた子どもたちの「がんばれー!」という声援も響きます。
そしてついに…
ぼとり!!
「やったー!取れた!!」「すごいすごい!」
達成感いっぱいの表情を浮かべ、友だちと飛び跳ねて喜ぶ子どもたち。
苦労して、手元に戻ってきたペットボトルは特別な宝物になりました!