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日々の幼稚園
ムクムク
長い夏休みが明けて、久しぶりの幼稚園。
園庭にお散歩に出かけていると、
「これ何?」と子どもたちにとって始めて見る実を発見。
実はこの実、水の中に入れてぐるぐる混ぜると不思議なことが起こるんだよ~。よしでは、早速「やってみようよ」と挑戦することに。

あら不思議!「まぜまぜしたら泡がでたね!」あわあわ ぶくぶく「いい気持ち~!」

「どうして泡ができるの?」「だってこの実を入れたからなったんよ」
子どもたちが発見した、この実の正体は「ムクロジ」
実の中の黒い種は、羽根つきの玉として用いられているそうですよ。
昨年から、園庭のムクロジの木が実をつけるようになって、園の遊びにも取り入れられるようになって感激!
遊び名人の子どもたちは、早速、「いいこと思いついた」と言って、

「袋の中に入れてみよう」「ちょっと手伝って」と
袋に入れてもっと泡ができないかと触ってみたり、

「泡に水入れてみる!」と張り切って水を入れてみたり。すると、「泡が消えた!なんで?」
その日の集まりでムクロジで遊んだこと、面白かったこと、不思議だったことをみんなに伝えました。
すると、子どもたちから「ムクロジじゃなくってムクムクにしよう」「いいね!ムクムク!」
ムクロジはムクムクという名前に変身。
ムクムクの泡遊びの虜になった子どもたちは、さらに工夫して遊びを広げていきます。「この実を入れてピンクのあわあわつくろ!」と園庭になるヨウシュヤマゴボウで色水をつくった経験から、一緒に混ぜてみようということに。


「ピンクのあわあわになったね」「可愛いな」
「ペットボトルにいれてお母さんにも見せてあげようっと」

「難しいな」
「いいこと思いついた!」

「こうやってじょうろに入れてさ」

なるほど!その手があったか!
小さな手に大切に包まれたムクムク、無事お家に着いたかな?
自然の恵みを存分に味わって豊かな遊びが広がっています。さあ今度はどうやって遊ぼうかな?ワクワクするね。