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日々の幼稚園
水を運ぶ子どもたち
ひよこ組さんがみんなで外で遊んでいる時間。園庭の砂場の近くでないしょばなしをしている2人の子を見つけました。
園庭に出て、なにをして遊ぼうかなとしばらく迷っていた2人でしたが、やっと面白そうなことが見つかったようです。半分に切った長い竹を持ってきて、そこに水や砂を乗せていきますが、ここで問題発生です。
水を入れて運ぶのに選んだのは底に穴が開いている器でした。3つの穴から、せっかく入れた水がどんどんこぼれていきます。
どうしてもこぼれてしまう水。手で塞いでみたり、向きを変えてみたり、しばらく考えましたが、ひらめいた方法は「とにかく急いで走って持って行くこと」
とっても急がないと、到着するまでに水は全部なくなってしまいます。ちょっとずつちょっとずつ水が運ばれていき、何往復もしました。
途中で友だちが器とフライパンを交換してくれました。
友だちも、穴が空いて水がこぼれてしまうことに同じように悩みましたが、楽しい遊びを見つけられたようです。
何を作っていたのかは教えてくれませんでしたが、なんだかいいものができたようです。でも、どうしようかと考えて、色々な方法を試してみる時間も楽しかったね。