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日々の幼稚園

カブトムシさん、こんにちは!
真夏のように暑い日が続いている今日、いつも通りの朝を迎え、クラスで飼っているカブトムシの虫かごを見てみると、、、

「あれ⁈ 3匹も出てきてるよ!」「カブトムシさん第一号だね!」と、さなぎから成虫となったカブトムシの登場に大興奮の子どもたち。

思いのほか早くに成虫となったことが嬉しくて、カブトムシの角や背中を触っていると、「この子は羽化不全だから休ませなきゃ!この子は足がトゲトゲしているから気をつけてね」と楽しくカブトムシと触れ合える方法を教えてくれるクラスの虫博士くんが登場!!

足を動かして歩いたり、2匹で抱き合うような姿になっていたりとカブトムシたちの一つひとつの動きに「きゃー!」と喜びの声をあげながら、カブトムシと触れ合うことを楽しんだ子どもたち。すると「3匹もいるとどれがどれかわかんないね」と言う一言からみんなで名前を決めることになりました!

「ん〜何が良いのかな。カブトムシのカブさんとか?」という担任のアイデアに「だめだめ!もっと良いのがあるんだから!」「それにオスなんだからもっとかっこいい名前にしなきゃ!」と子どもたちは悩みに悩んで出てきた名前の候補たち。だけど、どの名前をどのカブトムシにつけるのか決められず名前決めは一旦保留に、、。
翌日から「カブトムシさーん!出っておいでー!出ないと目玉をちょんぎるぞー♪」と某アニメの有名なフレーズを用いて挨拶するのが日課になりました

「あれれ?出てこないな、ねぼすけさんなのかな?」カブトムシが出てくるかこないか真っ直ぐな視線でドキドキしながら見つめています

「んっ?!あれれ?1匹増えてるじゃん!しかもメスだ!」
そう!なんとオスのカブトムシが登場した数日後にはメスのカブトムシも出てきたのです!

「メスはなんだかぷにぷにしとるね」「ごはんもよく食べとるね」などと話しながら触れ合っていると、突然「わかった!この子は”めっちゃん”だ!!」と虫博士くん。彼の一言で「じゃあ黒くて大きいのは”あいぼうくん”にしよう!」「羽化不全の子は”ちゅうがた”だ!」とあれよあれよと名前が決まっていきました

名前が決まるとより愛情深くカブトムシたちに話しかけ、触れ合い、お世話をするようになった子どもたち。もしかしたら土の中にはまだ数匹眠っているかも、、⁈ 生まれてきてくれたこの小さな命に感謝して、これからもどんな出会いがあるか楽しみにしておこうね!